バイクのメンテナンスの中で自分でできるとコスパのいいメンテナンスはエンジンオイルだと思っています。
エンジンオイルは定期的に実施する必要がありますし、自分で実施するとディーラーで高いお金払ってお願いするのが馬鹿らしくなります。
ディーラーを悪く言うつもりはないですが、『点検と一緒にやると工賃無料でできますよ~~。』にはエンジンオイル代は入っていません。
なんのエンジンオイルを入れるのか聞くとその値段でそのオイルですか?? ってなります。
そりゃ工賃入ってなくてもやりたいわけですよ。オイルを全合成に変えてもらおうとするとさらに料金がかかります。当たり前ですが、、
自分でオイル交換できれば、バイクにも財布にもやさしい。それもレンチ一本で!
エンジンオイルの交換の動画もいっぱいあると思いますので誰でも簡単です。
もっと言うと高級なエンジンオイルを入れてみて、『おぉ~これが高級なエンジンオイルの走りか~~』てのも体験できツーリングの楽しさも向上します。
どのエンジンオイルを選べばいいのか
じつはバイクのエンジンオイルを選ぶのに(車もですが、)あまりシビアに考える必要はありません。
詳細は別のサイトに譲りますが、ざっくり説明します。もう知ってるよって方、飛ばして頂いて構いません。
10W-40ってなに?
10W-40 とかかいてあるところは粘度を示しています。
10Wのところは低温粘度。15W、10W、5Wと数字が小さくなるほど寒さに強い。
40というところは高温粘度30、40、50と数字が大きくなるほど暑さに強い。ってことでいいです。
メーカーのモデル推奨もありますが、違ったからと言ってそれが原因でエンジンが壊れちゃうってことはありません。
夏と冬とで定期的にエンジンオイルを変えて粘度が変わると走りにどう影響するのか?みたいなマニアックな人でなければ、基本的には10W-40あたりを選んでおけば日本の環境で問題になることはありません。
4サイクルエンジン用、2サイクルエンジン用のエンジンオイルってなに
このサイトに来られた方でこの辺りに詳しくない方は4サイクルエンジンの乗っています。迷わず4サイクルエンジンのエンジンオイルを選んで問題ありません。
最近では2サイクルエンジンのバイクは日本ではあまり売られておりません。中古市場には出回っていますが、2サイクルエンジンが欲しい方のために出回っていると思っています。
2サイクルエンジンに乗っている方、2サイクルエンジンのバイクの購入を考えている方は、あえて乗っていると思います。つまり、あえて乗らない限り購入の選択肢に出会ってないはずです。
化学合成油と、部分合成油、鉱物油の違いって
これはオイルを製造する際の基礎となるベースオイルの種類を表しています。
詳しく知りたい方はほかで調べて頂くとよいと思います。性能にかかわるところです。
化学合成油(全合成油) > 部分合成油 > 鉱物油
というように性能の違いがあります。
バイク屋さんで何も指定せずにオイル交換してもらうとほぼ100%で鉱物油で交換されます。自分でオイル交換するなら化学合成油(全合成油)、部分合成油あたりを入れたいところです。
それでも、バイク屋さんでオイル交換するよりも安く抑えられると思います。
もちろん、よりコストを抑えたい方は鉱物油を入れて頂いても全く問題ありません。
コスパ最強バイクエンジンオイル
一般的に日本で乗られているバイクで使用するエンジンオイル、4サイクルエンジン用で化学合成油(全合成油)、部分合成油のコスパ最強バイクエンジンオイルの紹介です。普段、バイク屋で交換してもらっている鉱物油との違いも分かると思います。
AZ(エーゼット) MEO-012 バイク用 4Tエンジンオイル10W-40
やっぱりコスパのエンジンオイルの定番といえばAZのMEO-012です。
AZというメーカー名をエンジンオイルで知らない方がいるかもしれませんがバイクのケミカル用品としてはもともと信頼と実績があります。
特にチェーンオイルについては使用しているライダーは多いのはなかと思います。
低価格な全合成/化学合成油だけあって現存しているバイク用のエンジンオイルの中で最もコスパの良いエンジンオイルだと思います。
カストロール POWER1 RACING 4T 5W-40 二輪車4サイクルエンジン用全合成油
どこかで一度はカストロールという名前を聞いたことがある方も多いはず、最も有名なエンジンオイルメーカーと言っても過言ではないかと思います。
信頼と実績のカストロールの全合成油のエンジオイルです。全合成油であるのにもかかわらず価格も抑えられており多くのライダーに愛されているエンジンオイルです。
迷ったらこのオイルを買っておけば間違いないと言えるエンジンオイルです。
カストロール POWER1 4T 10W-40 二輪車4サイクルエンジン用部分合成油
カストロールのエンジンオイルを使ってみたいけど、コストも抑えたい方は是非ともこちらのエンジンオイルがおすすめです。
部分合成油にはなりますが、その分、全合成油と比較するとお値段がかなり抑えられています。
性能とコストのバランスの取れた優秀なエンジンオイルです。
ヤマハ(YAMAHA) 二輪車用エンジンオイル ヤマルーブ プレミアムシンセティック 10W-40 4L
ヤマハのバイクに乗っているのであればこちらの化学合成油のエンジンオイルは一度は試した方がよいです。かなり性能の良いエンジンオイルで評判も非常によいです。
もちろん、ヤマハの名前がついていますが、どのメーカーにも使えます。実際、ホンダやカワサキのバイクにこのエンジンオイルを入れている方もいるくらいです。
値段も抑えられているため是非ともおすすめしたいエンジンオイルです。ヤマハのバイクでない方も一度こちらにしてみたらリピーターになる可能性大です。
コスパ最強エンジンオイルまとめ
エンジンオイルを自分で交換できると性能の良いエンジンオイルを安い値段で使うことができます。また、気軽にいろいろなエンジンオイルを試すことができるのでフィーリングの良いエンジンオイルが見つかると思います。
いちいちバイク屋に持っていく必要もないしコスパもよいので気軽に交換して常に良い状態のエンジンオイルで気持ちよくツーリングできるのも魅力です。バイクにもお財布にも優しいメンテナンス。ぜひご自分で。
エンジンオイルを交換するにあたりスパナセットを買っておくとよいです。
日本製のこの辺りであれば不満なく一生モノとして使えます。
あと、こんなのがあると便利です。