残念なことにバイクの窃盗事件は毎年発生しています。警視庁のデータを見る発生件数は減少傾向にあるようですが直近の28年のデータでも2万件以上の被害があります。バイクの器物破損事件もかなりの件数が発生しています。
私の友人も学生時代にSR400を盗まれましたし、エストレアのシートにたばこを押しつけられたことがありました。自分自身もウィンカーを割られてナンバープレートを盗まれました。バイクの被害があると自分でも信じられないくらい落ち込みます。バイクのことを愛車という呼び方があるということを身に染みて感じます。ちょっとしたことで盗難被害の可能性を下げることが可能ですので参考にしてみてください。
鍵をかける
バイク所有者は全員知っていると思いますがバイクにはハンドルロックという機能がありますがハンドルロックだけでは窃盗犯の狙いの的になるといってもよいでしょう。前輪が固定されているだけですので前輪を台車に乗せるだけで一人でも簡単に移動させることが可能ですのですぐにトラックに積み込まれてしまいます。
前輪の固定だけでは移動が簡単ですので後輪に強力なチェーン式の鍵をかけましょう。普段から鍵をきっちりかけていることをアピールするために赤や青の目立つ色のチェーンにするといいと思います。
前輪をハンドルロック、後輪をチェーンでロックしても残念ながら盗難対策としては全然足りません。前輪と後輪を台車に乗せてしまえば窃盗犯が2人以上でしたら簡単に移動できてしまいます。
チェーンロックするならいわゆる地球ロックがいいと言われています。地球ロックとは地面に固定されている動かすことのできない物に固定することを言います。さらにロックの仕方も鍵を地面につけない(地面を固定して上から力をかけれれるため)とかバイクのフレームでロックする(タイヤを固定するとタイヤを外されるため)とさらに効果的です。
当たり前ですが1つよりも2つと鍵の数を増やしていくとより強固になります。この辺は手間や普段停車している駐車上の環境にもよります。
売却ビラを剝がす
駐輪場に止めているといつの間にか、バイクの売却のチラシがつけられている時があります。私はそのチラシの発行先に連絡を取ったことはありませんが、おそらく怪しい業者。売却するにしてもチラシを無断に付けるような怪しい業者ではなくこちらで紹介しているような方法で売却する方が安全に高値で取引できます。
チラシはダミーで張り付けることで該当バイクを定期的に乗っているか、管理しているかの確認をしている窃盗団がいるという話ももあります。また、しばらくの間は特に注意してバイクを施錠した方がいいです。
なぜならバイクにチラシを付けけている物はどこにどのバイクが置かれているのか確実に把握してます。その気になったらあなたのバイクは確実に狙うことができます。チラシをつけられているのを気づいたらすぐ剝がしましょう。
バイクカバーをかける
バイクカバーをかけると狙われにくいと情報がありましたので私はバイクカバーをかけるようにしています。屋根がある駐輪場の方もバイクカバーをかけておいた方が窃盗に狙われにくくなるため必須です。
もしあなたが高価なバイク、窃盗に狙われやすいバイクに乗っているのでしたらなおさらバイクカバーは必須です。カバーをかけておけば高価なバイクかどうかわかりませんし、妬みや思い付きでいたずらしようとも思いません。
バイクのいたずらや窃盗被害に合う確率が少しでも低くなるのでしたらめんどくさがらずに屋根があってもバイクカバーをかけることをお勧めします。
ちなみにバイクカバーをかけるようになってから10年くらい今のところ何の被害も受けていません。すべてバイクカバーのおかけかどうかわかりませんがお守りのようなものとしてツーリング後は毎回バイクカバーをかけています。
まとめ
今回の記事の内容で絶対盗まれなくなるということは言い切ることができませんが、少なくとも盗まれる可能性が低くなることは間違いありません。
乗っているバイクや駐車している環境によりますが防犯の意味で少なくても鍵とバイクカバーは必須と言えます。無防備のバイクなど窃盗犯からすると持っていってくださいと言っているようなものです。今まで被害にあったことない人も明日朝見たらバイクがないってこともあり得ます。
この記事を読まれた方は鍵とバイクカバーはめんどくさがらず使用してください。バイクカバーは防犯だけでなく紫外線や砂ほこりからも守りますのでしていない方は是非バイクにかけてあげてください。
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